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官能小説「零れる月」 教師(2) 


教師である彼との関係は、高校を卒業した後も続いていた。


私は元々県外の大学を希望していたが、
彼は地元の大学を私と私の両親に勧めた。

いつの間にか私の進路相談の担当になってしまっていた彼は、
私の両親からの絶大な信頼を得たようだ。
母親はわざわざ彼に会いに何度か学校までやってきた。


私の親と会話を交わしても、表情一つ変えることのない彼。
母親は、「良い先生だね」としきりに褒めたが、
放課後、娘の腰に彼の腕が回されていることなど、勿論知らない。

母親と別れた直後でも、彼は当然のように私を抱いた。


数学の点数は飛躍的に上がった。
彼の教え方が上手だという理由もあったけれど、
点数が落ちて怪しまれることを恐れた私は
一人の時もせっせと理系の強化に努めた。


彼の勧めるままに、私は地元で一番良い大学に進学し、
近くにいて欲しいと望んでいた家族はみんな喜んだ。

大学は実家からは少し遠く通学には不便だったので、
結局友人との共同生活を選んだが、
彼からは二週間に一度くらい連絡があった。


いつも、電話がかかってくるのは夜の10時過ぎ。

「これから迎えに行く」

私は言われるままに、部屋から少し離れた人気のない道で彼を待ち、
ほとんど会話もないまま、車はいつものホテルへと向かうのだ。


「教師と教え子」
その関係は、大学を卒業することで放たれたが、
彼に家庭があることには変わりない。


「嫁さんとはもうなにもないよ。抱くのはおまえだけだ」

いつも行為の際に、彼は同じことを言った。
私は、彼の熱さに包まれながら、ほんの少しの優越感を感じ…
私は求められている、そう信じ込もうとしていた。
たとえ、結ばれることが無くても。


それなりに、大学生活は楽しかった。

年の近い何人かと関係も持ったし、優しい彼もできた。
家庭のある彼と… などとは考えないようにした。
感情を出せば、ますます子供に見られてしまいそうで。
私への想いを確かめたくても、言葉にすることなど到底できない。


確かなのは、肌の温もりだけ。

行為の時には、私だけを求めてくれる。
いつも、愛撫もそこそこに突き入れてくる彼のものを受け止めながら、
私はやり場のない想いを抱えていた。


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