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官能小説「零れる月」 教師(9) 

彼のペニスから白濁が弾けた後も、
私の体はびくびくと痙攣したまま収まらない。


「…ッく…締めるなよ」
彼が突き入れたままで身体を揺らす度、また波が押し寄せる。

「こ…わい…怖い…抜いて…ぇっ…あああ!」

彼は、その反応を楽しむようにゆるゆるとまた動き始める。
溢れかえった中はずるずると滑って、彼が動くたびにぬるぬるとした感触を伝える。


彼のペニスはまだ堅さを保ったまま。
私は、中でびくびくとまた大きさを増すものに、叫び声を上げる。

彼が、接合部からとろとろと溢れ出すものを指で掬う。

「ほら、零すなよ」
口元に、混ざり合った二人の体液が運ばれる。


淫猥な臭い。

泡だった蜜を乗せた指が唇になすりつけられ、
私は虚ろな意識のままそれを口に含む。
彼の指先が、また犯すように口内をかき混ぜる。


なすがままにだらしなく開いた唇。

喉を震わせるたびに、くわえ込んだままの箇所も
びくびくと彼のものを締め付ける。

彼のものがずるりと引き抜かれ、私は全身の力を失った。



「風呂入るぞ」
彼の言葉に、力無く頷く。

「お前も入るんだよ。洗ってやる」

彼の腕が腰に回されて
私は抱え付くようにバスルームへと運ばれた。



丸い浴槽。狭いバスルーム。

私はへたりと冷たい床に座り込んで、
勢いよく吹き出すシャワーの音を聞いた。

「大丈夫かよ」
彼の笑いを含んだ声。

「だめ……」
ぼんやりとした頭で浴槽の縁に上半身を投げ出す。

「湯、溜めときゃよかったな」
熱めのシャワーが体にかけられて、少し意識がはっきりする。

「ほら、足開け」


私は、おずおずと足を開く。

「もっと。ちゃんと洗えねーだろ」
彼の手で、足がM字に開かれる。

明るいバスルームで、顔が羞恥に染まる。

「自分で…洗え…るから」
「ちゃんと掻きだしてやる」
「……ひぁっ!」

彼の指がずるんと差しいれられる。
反射的に閉じかけた足は彼の膝に阻まれて。

「また、出しちまったな。大丈夫か」
彼の指が、私の体内から精液を掻きだすように
ずるずると出し入れされる。


「…っ…はっ…だいじょ…ぶ…」
私は、びくびくと体を震えさせながら答える。

「理性吹っ飛ぶ前に止めてくれよ」
指がずるずると出し入れされたままで、彼の冗談めかした声を聞く。



彼は、時々避妊をしない。
やはり、私はただの玩具なんだろうか。

指を出し入れされたまま、勢いよく水流が秘部を捉える。

「ひ、、ぁっ…あああっ…!!」
膨らんだままのクリトリスに電流が走って叫び声を上げる。

「…いやらしい顔するなよ」
彼に唇を塞がれて、私の中は彼の指を締め付ける。


「指じゃ間に合わねぇな」
彼が私の腕を引っ張る。彼の高ぶりが視線に入る。

「四つん這いになれよ」
私は、つんのめるように四つん這いになって浴槽に手を掛けた。

「…ッん!!」
「あ、、、ああああ!!」

また、彼の熱さが私の体を貫く。


「ほら、奥まで洗ってやる。腰突き出せよ」
彼の荒い息が混ざった声。

私は、ゆるゆると浅く腰を前後させる。


「んな、届かねぇだろ」
彼の手が腰を掴んで、深く腰を打ち付ける。

「い、、やぁぁぁぁ!!」
子宮の入り口まで突き開かれて、私は叫び声を上げる。


「だ…め…だめ…壊れちゃうよぉぉぉ!!」

彼の動きがどんどんと激しくなる。
両の乳房がたぷたぷと揺れてぶつかり合う。


「お前は俺のモノだろ…壊そうが俺の勝手だ」

彼の両手が肩に掛けられて、上体が反り返る。
私は、もう声も出ないまま揺さぶられ続けて。



俺のモノ。
その言葉が哀しいのか、嬉しいのか。
押し寄せる感情の波と共に絶頂が訪れる。

ただ、求められることで私は満たされる。
愛なんてもう、私には判らない。



部屋に着く頃には、もう空が白んでいた。

別れ際、彼の口から別れの言葉は出なかった。
私は、彼に全てを委ねようと決めた。

彼の連絡が途絶える時、この関係も終わるんだろう。
そしてきっと、突然その時は訪れるんだ。



気怠い思いと体を抱えて、静かな部屋に入る。

「ん…おかえり」

その声に跳ね上がる。
「…起きてたの?」

ソファーに埋もれて眠そうな顔の恋人は、私に笑顔を向ける。
「なんか眠れなくてさ」

「お疲れさん。風呂入っといでよ」
「…うん…」


彼は、背伸びしてからベッドのある部屋の方へと向かった。
私は、その姿を立ちつくしたまま見送る。



シャワーを顔に浴びせかけながら、私は色々なことを思った。

自分の欲望のまま、私を捉えて離さぬあの彼のことも。
何も聞かずに触れずに、いつも私を待っている恋人のことも。


出口も、答えも判らない感情の渦。
日常と非日常を行き来する体と心。

私は、自分を守るために、
その思考を止めた。



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