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官能小説「零れる月」 教師(1) 

私は、いわゆる優等生だった。

要領の良さからそれなりの点数は取れたし、目に見える問題行動もない。
制服だって、規定の白襟のセーラーのネクタイを、ほんの少し短くしたり
スカートを膝上に上げる程度。

ごくごく普通の日常を。
敷かれたレールを踏み外すことなく、幼い私は毎日を過ごしていた。
 
そう。
彼との関係が変わるまでは。


彼は、三十代半ばの数学教師。
進学クラスを受け持つ彼には、奥さんと二人の子供がいた。

文系だった私は、直接彼の授業を受けることはなかったけれど、
ランクが上の大学を狙う為には、理系の強化が必要だと
担任達に勧められるまま、彼の特別補習を受けることになった。


それが彼との付き合いを深めるきっかけになったのだが。


放課後、小さな研究室での二人だけの補習。
乱雑に散らかった本だの、プリントだので、机も埋もれそうな部屋。

最初に意識したのは、いつだっただろう。


一番最初に想い出されるのは、背後から包みこまれた大きな胸。

すっぽりとその腕の中に収まってしまった私は
彼の臭いを吸い込み、彼の鼓動に包まれて
その瞬間に、彼を初めて「男」だと意識してしまったのだと思う。


恋に落ちてからの毎日は楽しかった。


「おい、お前」
口の悪い彼はいつも、私をそう呼んだ。

誰が居ようが、変わらない乱雑な扱いがかえって嬉しくて


狭い部屋で、二人の体の距離は少しずつ、少しずつ、近くなっていく。
放課後の、いつもの補習。いつもの部屋。

その日違ったのは、彼の眼差しだけ。


引き寄せる腕に、視線を上げ
初めて下の名前を呼ばれた瞬間、私は唇を塞がれていた。

煙草の味が混ざった唾液。
貪るようにこじいれられる舌に、息もできない。

でも、突き放すことができぬまま… 背中に腕を回す。

急いた手付きでセーラーの上着が捲られる。
初めて肌に触れる大きくて熱い掌。


プラが露わになる。

躊躇することも許されずに、激しく口付けたままホックが外された。
「…ゃ…」

唇が離れた一瞬
絞り出した声に、一瞬動きが止まる。

「……嫌か?」
低い声、怖いほどの眼差し。


私を欲している、その感覚が体を熱くして頷くことしかできない。

彼は黙って上着を脱ぐと、埃にまみれた床に投げた。
そして、ゆっくりとその上に私を横たえていく。

熱い息が耳元にかかる。
近付いてくる瞳。

まるで、ドラマのワンシーンのように
コマ送りの風景が静かに流れる。


彼が、覆い被さったままネクタイを緩める。
首筋に、ぬちゃり、舌の這う感覚。

「…ひ…っ!!」
夢から覚めたように、声が上がる。

「…っと、声は出すなよ…頼むから」

ドアの方を見遣った彼は私から離れて
廊下の気配を窺うようにしてから鍵を回した。

ゆっくりと閉じられる鍵が、かちりと小さな音を立てる。
その音すら、静かな空間に大袈裟に響いて聞こえた。


体中を、ねとりとした舌が滑っていく。

捲り上げられた上着に、引っかかったプラ。
ワイヤーが擦れて痛い。

「…ぁッ…!!」
ちゅる、卑猥な音を立てて、乳首が唇に挟まれる。

「…っ…ぅ…ぅぅぅっ…!!」
「…声出すな」

低い声に、私は自分の手の甲を噛みしめる。

固く尖った乳首は甘く痺れて
彼は、乱暴に乳房にむしゃぶりつく。

私はただ、染みの付いた天井にぼんやりと視線を泳がせながら
身体の芯が熱くなる感覚に身を任せていた。


少しずつ滑り落ちていく舌。
スカートを捲った熱い掌が、太股に触れる。

一瞬身を固くした私に、彼はまた深く口付けを落とした。


「初めて…だよな…」
一瞬我に返ったような、彼の目の奥に迷いが見える。


「けど…お前、濡れてるぞ」

骨張った指が、乱暴にショーツの中に潜り込む。


「…っ…ぅ…!!!」


唇は塞がれたまま、割り入った腰に震える足は開かれていき
敏感な部分への乱暴な刺激に、声が跳ね上がりそうになる。

抵抗を示しだした体に、どんどんと愛撫は急いていく。


かちゃり。
音を立ててベルトが外された。

赤黒く猛ったものが目に入る。
思わず息を呑む。

参考書の山を忌々しそうに蹴ってから、足の間に体を滑り込ませた彼は
まだ十分に湿らないそこに、片手で支えた高ぶりの先端を押しつけてきた。

「…っ…!!いた…っ…いた……いっ」


痛みで腰が逃げる。
体を引き裂かれる痛み。
異物が侵入する恐怖感。

「力抜いて……くッ……きつ…」


ぽたぽたと、彼の額から落ちる汗が胸を濡らす。


「…っ…だめ…だめ…はいらな…!」


逃げる腰を両手が捉える。
その熱さに息を抜いた瞬間、

ぶつ、、っ


一気に突き刺される。
体の中がはじけ飛ぶ感覚。

鈍く熱い痛みで涙が滲む。


「…ぁ…く……っ」
呻く声とともに、熱く麻痺したそこに向けて高ぶりが容赦なく埋め込まれていく。

「…ッ…く…入った…」
理性の失われた瞳で私の体は奥まで貫かれた。


「…く…はぁっ・…ぁっ」

身体の奥に留まっていたものが少しずつ動き出し、
早さを増しながら、腰が打ち付けられる。

まるで、人形のように跳ねる体を押さえつけ、貪るように口づけを繰り返しながら。

うるみを増した私の体は、高ぶりをきつく締め付けながら熱く痺れていく。
打ち付ける音と、荒い息使いだけが部屋に木霊する。


目の前が霞んで見えない。
ただ、汗ばんだ身体に縋り付き、自分の身体が初めて使われる違和感に耐える。

「…っ…ぁ……ッく……は、ッ…!!!」


激しさと早さを増す動き。
声が出せない代わりに、ぼろぼろと涙が零れた。

苦しげに呻いた彼は、私の限界を悟ったのか
早急な仕草で私の身体からペニスを抜き取り、

片手で扱くと、獣の匂いのそれを私のお腹に弾けさせた。



「とうとう食っちまったよ」


ぎしりと音の鳴る椅子に体を投げ出した彼は、
いつものセブンスターに火を灯すと、いつもの悪びれない声で呟いた。

呆然と床に体を投げ出したままの私に複雑な笑みを向ける。



夕日に染まっていた部屋は、いつの間にか暗く日の落ちた外に取り残されて…

これからの情事の舞台となるのだ。


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官能小説「零れる月」 恋人(1) 


「すぐ帰るからちょっと待っててよ」


私を残して、彼が部屋を出ていった。
壁に凭れて膝を抱いた姿勢のまま、初めて入った彼の部屋を見回す。

大学の学生寮。備品の机とベッドの他には、ほとんど何もない狭く長細い部屋。
白かったであろうその壁は、もう煙草のヤニで黄色くくすんで。
隣の部屋のテレビの音だのも筒抜けて聞こえる。

男子寮と女子寮は、互いに異性が入ることを禁じられていたが
彼氏・彼女がこっそり出入りしたりするのをみんな黙認していた。


朝、管理人にさえ見つからなければいい。

それでも、男子寮に忍び込んだことのない私は
部屋に辿り着くまでにかなりの緊張を要した。

何人か、廊下ですれ違った男子は当然のごとく私を見るので
彼の背中に隠れながら、エレベーターのない階段と廊下を早足で歩いた。


つきあい始めてまだ日の浅い彼。
彼とは外でデートを重ねていたが、まだ体の関係はなかった。

誠実で物怖じしない彼。
人付き合いには無頓着で、女性に興味もなさそうな人。

彼に交際を申し込まれたのはちょっと意外だった。


「ごめんごめん。ジュース飲む?」

彼が、下の自販機で買ってきたジュースを抱えて戻ってきた。

「どっちがいい?」

水ものをあまり飲まない私は
あなたのを少し貰うから好きな方を選んで、と言った。

彼は、きつい炭酸の缶を選んだ。


「狭いだろ?でも、なんでも手の届く範囲にあると楽なんだよ」
隣に並んで壁に凭れた彼が、ごく自然に肩に腕を回す。


「ベッドの上、行く?」


狭い部屋の大部分を占めるベッドは、ソファーのような役割も果たしていた。
ソファーにしては固いが、今座っている床よりは居心地が良さそうで。

二人はベッドの上に座り直し
私はカーテンの隙間を広げて、小さなベランダ越しに外を眺めた。

正面に、何棟か同じ建物が見える。女子寮だ。
遠く離れているので、人影も確認できないけれど。


四つん這いの体制で、外を覗いていた私を、彼が背後から抱きすくめてきた。

予想していたこととはいえ、鼓動が跳ね上がる。
彼との体の関係は、まだない。

「……してもいい…?」

「……ここで?」

とりあえず聞いてみる。


何より、薄い壁が気になるのだ。
さっきから、隣のテレビの音だの、賑やかな話し声だので静寂とはほど遠かった。

まだ、時計は9時過ぎ。


彼の手の平が、服の上から乳房に触れる。

「おっぱい…おっきいなぁ…」
「…大きいの…きらい?」
「…ううん。好き」

ゆっくりとした動作で押し倒される。
が、ぎしり、予想外に大きく音を立てたベッドに驚く。

「このベッド…大丈夫?」
「壊れはしないだろ」
「でも…凄い音…」

言葉を遮って、優しいキスで口が塞がれる。


彼の早い鼓動が伝わってくる。
きっと緊張してるんだろう。

同じ年の彼が子供に見える。
私は髪の中に指を潜らせながら、深くなっていくキスを受けた。


服の上から、乳房を揉んでいた彼の手が服にかかる。

「はい、万歳して」

私は、小さく笑い声を立てながら素直に従った。
薄いニットが剥がされて、ピンク色のプラだけになる。

彼は胸の間に顔を埋めると、大きく息を吐いて背中に腕を回した。
ホックが外されて、胸が緩やかに弾む。

「全部見せてよ」
彼が顔を上げて見上げてきた。

「え…恥ずかしいよ…」

それに、此処でセックスに及ぶには勇気が要った。
あまりにも周りに人が多すぎる。


まるで聞こえないふりをするように、ズボンの前がはだけられ
途中まで下ろされたズボンは、彼の片足で引きはがされた。

「…これも」
「…ぇ…ゃ…」

ピンク色のショーツに、あまり視線も送らないまま手が掛けられる。
抵抗する間もなく、ズボンと同じようにあっさりとショーツも剥ぎ取られた。

明るい部屋に、私だけが一糸纏わぬ全裸。
羞恥で顔が染まる。

「すげ…綺麗…」


なめ回すように、全身に視線が注がれる。
ずきり、体の奥が反応する。
身動きもできずに彼の視線を浴びて…

彼が上着とズボンを脱ぎ捨てて、覆い被さってきた。
直接触れ合う肌の熱さに、甘い息が零れる。

胸を摺り合わせるように軽く上下に動きながら、彼は深く唇を合わせる。

「…っ…ンふ…」


激しく絡められる舌。
片手は乳房を持ち上げるように揉みしだいて。

ちゅ…く…ちゅく…


部屋に響く唾液の音。
混ざり合った唾液を啜られながら口内をかき混ぜられて、どんどん上がり出す息。

肌の刺激で、敏感に立ち上がった乳首を、彼は執拗に責めた。

「…ん…ぁ…ぅっ…」

シーツを握りしめながら声をかみ殺す。

「声上げさせてやれなくてごめんな」
優しい声とは裏腹に、乳首が痛いほどに吸われる。

もっと優しく、と声に出しかけたが、その痛みにどこかが敏感に反応する。
不思議な感覚に、私は感覚を集中した。


乳首が赤く腫れ上がって、鋭い痛みが走り抜けてくる。
それでも、やめて、とは何故か言えない。

どんどんと芯が熱くなってくる。


足に擦りつけられている固いものに、指先を伸ばす。
ぎゅ、強く握ると、彼は声を上げた。

反り返ったそれは、長くて固い。
穏やかないつもの顔から、想像も付かない高ぶり。
下半身が、じゅんと湿る感覚。


まだ触れられてないのに… 気恥ずかしくて、握ったものを擦り始める。

「…ッ…は…」

切ない声を上げ始めた彼は、私の茂みに触れた。


ちゅく。
湿った音が部屋に響く。


顔が一気に赤くなる。
零れるほどに濡れているのが自分でも判る。

「…すげ…」

ゆっくりと溢れた割れ目を指がなぞる。
軽く触れられるたびに、音を立てて溢れ出しそうで


「…ぁ…ぁぁぅぅ…ぁ…」

背中に指先を立てながら、甘い刺激を求める。
指先が、その穴に侵入する頃には、ちゅぷちゅぷと淫猥な音に変わって。

「…ん…ぁ…!」


彼の中指が、ずるんと体内に差し込まれる。

抵抗もなく受け入れる体。
指が二本に増える。

「ぁ…ぅっ…あううっ!」

押し広げられる感覚に声が漏れる。


じゅぷじゅぷ… わざと音を立てながら出し入れしていた指は曲げられて
溢れ出す体液を掻き出していく。


「…気持ちいい?…」
「…ぁ・…きもち…い…い…」


彼が乳首に歯を立てる。
体が跳ね上がって、ベッドが軋んだ。
突き刺す指が乱暴になる。

ぐっちゅぐっちゅ… 卑猥な音に意識が遠のきそうになる。


「入れたい…入れていい…?」
彼が耳元で問う。

「でも…ぁ…っ…ゴムは……?」
「さっき、先輩から貰ってきた」
「え?」

一瞬、私も顔見知りの先輩の顔が浮かぶ。

「…ばっ…ばかっ…」

行為に及ぶことが完全にばれている。
恥ずかしさと同時に、無邪気で子供のような彼が愛しく思えてきた。

私から体を離して、ぎこちない様子でコンドームを付け始める。
首を傾げる姿に心配になって、きちんと装着できているか体を起こして一緒に確認した。


「よし、大丈夫」
気恥ずかしそうな表情と目があって、私も可笑しくて笑ってしまう。

固い感触が、ずるりとぬるんだ箇所に押しつけられた。

唇を落としながら、ゆっくりとずり上がってくる彼。
ひくひくと震えながら、私の入り口は高ぶりを飲み込んでいく。


「…ぅ…ぁ、っ…あ…!」

固い先端が、奥を突く。
びくびくと、体の奥がざわめき始める。


「…ぁ…変な感じ…」
「…どんな……?ぁ…凄い締まる…」


ゆっくり腰を動かし始める。
ベッドがぎしぎしと派手な音を立ててきた。


「…ぁっ…ぁ…だめだよ…ばれちゃ…ぅ」


彼が、脱ぎ捨てたTシャツを掴んで、壁とベッドの間に挟んだ。
軋む音が少し小さくなる。

そして、彼の動きが大きくなる。
もうベッドの音など構っていられない様子で、激しく突き入れられる。


「…っ、ひっ…あっ…ぁ…!!」
押し殺していた声も、時折我慢できずに跳ね上がってしまう。


「…いいよ…声出して…」


彼の言葉に、体の奥から波が押し寄せてくるのを感じる。
「…あ、、、、!!!!」


びくんびくん、恐ろしいくらいに膣の奥が痙攣する。
今までに感じたことのない感覚。

「…ぁ……イく…イっちゃ…うかも…わたし…」


必死でしがみつく。
イくという感覚を私はまだ知らずにいた。
びくびくと体の中が躍動する。例えようのない快感。


「イっていい、よ……イって…ぁ…」
更に奥に突き入れられた肉棒が、固い箇所を擦り続ける。


「…ぁ…ぁ…」


掠れて声が出ない。
びくびくとペニスを膣が締め付けるのを感じる。


「…凄い…この締まり…ッ…ぁ…イく…俺もッ…!!」


がつがつと叩き付けられ真っ白になる意識の中、
一番深いところに向けて、彼は精を吐き出した。

びくびく、震えるペニスを膣がどくどくと締め付ける。

「…っ…は…」


汗だくの彼が、体の上に倒れ込んできた。
私の唇は乾いて、びくびくと収縮の続く奥に、がたがたと足が震えている。


「イっちゃったみたい…私…」

彼は、嬉しそうに笑って、繋がったままでまた唇を重ねた。


周りの音に耳を傾けると
隣で聞こえていたはずのテレビの音が聞こえない。
なんだか嫌な予感がしたけれど、変に開き直った心地で炭酸の抜けた缶を受け取って呷った。


「…相性いいみたいね」

派手に乱れた髪のまま呆然と呟いた私を見て、彼はまた、笑った。


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官能小説「零れる月」 教師(2) 


教師である彼との関係は、高校を卒業した後も続いていた。


私は元々県外の大学を希望していたが、
彼は地元の大学を私と私の両親に勧めた。

いつの間にか私の進路相談の担当になってしまっていた彼は、
私の両親からの絶大な信頼を得たようだ。
母親はわざわざ彼に会いに何度か学校までやってきた。


私の親と会話を交わしても、表情一つ変えることのない彼。
母親は、「良い先生だね」としきりに褒めたが、
放課後、娘の腰に彼の腕が回されていることなど、勿論知らない。

母親と別れた直後でも、彼は当然のように私を抱いた。


数学の点数は飛躍的に上がった。
彼の教え方が上手だという理由もあったけれど、
点数が落ちて怪しまれることを恐れた私は
一人の時もせっせと理系の強化に努めた。


彼の勧めるままに、私は地元で一番良い大学に進学し、
近くにいて欲しいと望んでいた家族はみんな喜んだ。

大学は実家からは少し遠く通学には不便だったので、
結局友人との共同生活を選んだが、
彼からは二週間に一度くらい連絡があった。


いつも、電話がかかってくるのは夜の10時過ぎ。

「これから迎えに行く」

私は言われるままに、部屋から少し離れた人気のない道で彼を待ち、
ほとんど会話もないまま、車はいつものホテルへと向かうのだ。


「教師と教え子」
その関係は、大学を卒業することで放たれたが、
彼に家庭があることには変わりない。


「嫁さんとはもうなにもないよ。抱くのはおまえだけだ」

いつも行為の際に、彼は同じことを言った。
私は、彼の熱さに包まれながら、ほんの少しの優越感を感じ…
私は求められている、そう信じ込もうとしていた。
たとえ、結ばれることが無くても。


それなりに、大学生活は楽しかった。

年の近い何人かと関係も持ったし、優しい彼もできた。
家庭のある彼と… などとは考えないようにした。
感情を出せば、ますます子供に見られてしまいそうで。
私への想いを確かめたくても、言葉にすることなど到底できない。


確かなのは、肌の温もりだけ。

行為の時には、私だけを求めてくれる。
いつも、愛撫もそこそこに突き入れてくる彼のものを受け止めながら、
私はやり場のない想いを抱えていた。


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官能小説「零れる月」 教師(3) 


「ああ、そうそう、担任。奥さんまた妊娠したんだって」


手にしたカップを落としそうになる。
久しぶりに会った幼なじみ。彼女は彼のクラスだった。

「美羽は担任と仲良かったよね。もう年なのにさぁ、
やっぱ、やることやって頑張ってるんだねぇ」

喫茶店のBGMがやたら耳障りで、指先が震える。

「三人目だっけ?先週、担任に用事があってガッコに行ったのよ。
そしたら、その話題で職員室盛り上がってて…」


彼とは、三日前に会ったばかりだ。

いつものように迎えに来て、いつものホテルで行為を済ませて。
そして、私は何も、聞いていない。


「妻とは何もないよ」
「抱くのはおまえだけ」

彼から何度も聞いた台詞が頭をぐるぐると回る。
足元から、すべてが崩れ去ってしまうような感覚。
私は、会話もそこそこに彼女と別れた。



「今から迎えに行く。用事無いだろ?」

彼から電話がかかってきたのはその三日後だった。

私から連絡を取ることは、できない。
受話器から彼の声を聞いた瞬間、心臓が張り裂けるような心地だった。


私は、いつもの闇の中で彼の車を待った。
鼓動の方が大きく響きそうなくらい、静かな夜。

「よぉ」

白い車に乗り込むと、彼はいつものようにちょっと笑った。
答えない私を、いぶかしげに覗き込む。

「どうした。顔色悪いぞ」
「…ねぇ、奥さん…妊娠したの?」
「…誰から聞いた?」

沈黙に包まれたままで、車はいつもの道を走り続ける。
私は、それ以上何も言わずに流れる景色を眺めて…
時折、言葉も発しない表情も変えない、彼の横顔を盗み見た。


ホテルの駐車場に車が止まる。
「今日はしたくない…」
降りようとする彼に、小さな声で呟く。
彼は一瞬動きを止めたが、運転席から降りてさっさとドアを閉めてしまった。
私は膝の上で震える両手を握りしめ、俯いたまま動けない。


が、すぐに乱暴に助手席が開いて、彼に腕を掴まれた。

「…いいから来い」
低い声に驚いて顔を上げる。
こんな彼の声を聞くのは、初めてだ。


腕を掴まれたまま、よろよろといつもの廊下を歩く。
古いホテル。薄暗い照明。
初めて来たときは、ドアの鍵もうまく閉まらなかった。
慣れた手付きで、彼がドアを開ける。
オレンジ色に澱んだ部屋。


「…ぁっ…!」
乱暴に部屋に引きずり込まれて声を上げた。
両手首を掴まれて、そのまま壁に押しつけられる。
見下げる視線に顔が上げられないまま、涙がぼろぼろと零れて。

「嘘ばっかり…いつも嘘ばっかり…」
「…うるせぇよ」


低く、冷たい声が間近で聞こえる。
乱暴に唇を塞がれて、スカートがたくし上げられた。

「…いや……」
いつもとは違った様子に、怖くなって体を捩る。
立った姿勢のまま、足の間に膝が割り入れられる。

「…なにが嫌、なんだ」
膝で犯すように私の体を突き上げながら、舌は首筋を舐め回していく。
「こんないやらしい体してるくせに…」


彼は、屈んでショーツを一気に引きずり下ろした。
いつもと全く違う彼の言葉に、動作に戸惑う。
「…ゃ…シャワー浴びてな…!」

片足が、屈んだ彼の肩に上げられて声を上げる。
開かれた茂みの中に彼の頭が沈んでいくのが見える。


「もう…濡らしてんじゃねぇの…?」
くぐもった声が聞こえる。

ぴちゅ、熱いざらざらとした舌が開かれた秘部をとらえた。

「…ひ…ぅぅッ…!」
じゅ・・る・・卑猥な音を立てながら、彼は執拗に舐め立てる。

「やめ…やめ…て…ぇ…」
足ががくがく震えて、涙が滲んで。


「…なぁ、俺以外のもくわえてんだろ…」

顔を上げた彼と視線が合って、ずきりと体の奥が跳ねる。
指先で、ひだが開かれて・・・ぬぷりと舌先が差し込まれる。

「ッ…は……なぁ…このまんこ…
他の男のちんぽもくわえてんだろって…聞いてンだよ」
「……い…ゃ…ぁ…いやぁ…ッ」


体の奥が熱くなって、淫猥な臭いが鼻をつく。
唾液と愛液が混ざって、どろどろと太股を伝い
切ない甘い声が零れて、貪る頭をかき混ぜる。

「ここは…俺のモンだろ…なぁ」
指が二本、一気に差し込まれて体が跳ねる。

「ぁ…!!!ひ…ぅぁ!!」
じゅぷじゅぷと、愛液が泡立つほどに出し入れされて、立っていられない。


「だめ…もう…たてな…」
崩れ落ちる私の体から、彼は離れ…
顔を上げた途端、彼の猛ったものが口内に突き刺された。

「…ふ…ぐっ…!!」
「…っは…っ…舐めろよ…」

彼の臭いが広がる。
喉奥まで差し込まれる苦しみで、また涙が滲む。

「…っ…んぁふ…」
「美羽……ぁ、み…わ…」


私のどこかがはじけ飛ぶ。

必死で舌を這わせて、唾液を絡みつける。
滲む彼の液を啜り、喉を鳴らす。
体の芯まで熱く火照って、固く反り上がったもので
口内を突き犯される度に、とろとろと愛液が零れた。


「…ぁ…ふっ…あんんっ…んぁ…ふ」
ペニスを締め上げながら、頭を前後に動かす。

この猛りが、愛しくて堪らなくて。
切ない声を漏らす彼が、愛しくて堪らなくて。


口からペニスを引き抜いた彼は、私の体を倒し、そのまま私を貫いた。

「…ひっ!!ぁっ…ああああっ…!!!」

今まで上げたことがない、悲鳴にも似た声が上がる。


「声出せよ…みわ…」

声で責め立てながら、突き上げられる。
ぐちゅぐちゅと接合部が湿った音を立てる。


「…ぁ………ゆ…裕介…さ…ぁ」

名を呼びながら、彼の背中に爪を立てて腰を揺らす。
もっと奥に、もっと奥に。体の奥が欲して。


「…み…わ……」
「お前は俺のモノ…だ…く…ぅ…ッ…!!」

高ぶりが跳ねて、白濁が体の奥に注がれる。

私は、獣のような叫び声を上げながら、
彼との行為で初めて絶頂に達した。



二人は乱れた着衣のまま息を荒げて、しばらく床に倒れ込んでいた。

精液がとろとろと少しずつ流れ出す感触を感じる。
避妊することなどすっかり忘れていた。

生理間近なことを頭の中で確認してほっとしながら、
精液を流し込まれた感覚を思いだし、また膣の奥がぴくぴくと震えた。


「…さ…て」

彼が体を起こしかけて、私はびくりと身を固くした。
いつも行為が終わると、私たちはすぐにホテルを後にする。


もう少し余韻に浸っていたい。
彼の精をこのまま体に留めていたい。

でも、それは許されないこと。
現実に戻ったが、頭の中は不思議なほどに落ち着いていた。


「寝るぞ」
「…え?」

言葉が飲み込めなくて、彼の顔を見上げる。

「学校に泊まったことにする。有り得ねぇけど」


彼が横抱きに私の体を抱え上げようとするのに、慌てて首に腕を回す。

「あっ…ぁっ、重く…ない?」
「ほんっとに重い。老体には堪える」


意地悪な笑みに、微笑みを返す。
初めて包まれる彼の腕枕と、冷たく心地良いシーツの感触に


私は、静かに満たされて目を閉じた。


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官能小説「零れる月」 恋人(2) 


車は、人気のない海水浴場の駐車場で止まる。
満天の星空。真冬の澄んだ空気が綺麗だ。


同い年の彼とのデートは、夜のドライブに定着しつつあった。

大学生という生き物は、夜に活動が活発化する。
自由を覚えたての若者達。
授業のない昼間に体を休めては、夜に娯楽を求めて動き出す。
私もそういう生活に体が馴染んできていた。


彼は、その中でも真面目な方だった。
生活費も、親の援助に頼らずバイト代でまかなっていたし、
夜な夜な飲みに歩くというわけでもない。

遊び慣れていた私にとっては、時折物足りなくも感じたが、
純粋な優しさや人に媚びない態度、まっすぐな彼の一途さに
次第に惹かれ始めていた。

彼は、一言「会いたい」と言うと、好きな麻雀の誘いもあっさり断り
私のためにいくらでも時間を割いてくれた。



車を降りて、煙草をくわえた彼の長い前髪が揺れる。

彼の整った顔立ちが好きだ。
実家に残してきた柴犬のケンを思い出す…
そう言うと、いつも彼は渋い顔をするけれど。


「美羽って泳げるの?」
「ううん。私、運動音痴だもの」
「ふふ…だと思ったよ」

柵に寄っかかって、海を眺めていた彼が可笑しそうに肩を震わせる。

「俺、泳ぎは得意なんだよ。実家が海に近いし」

話しながら、彼の腕が腰に回される。
私も彼の腰に腕を回して、ぴったりと体を寄せた。


彼と長らくセックスはしていなかった。

男子寮の彼の部屋に入り浸るのは気がひけたし、
行為の際の声は両隣に響いているはず。
何よりも派手に揺れるあのベッドが大問題だった。

だからといって、ホテルに行くのは勿体ない、と彼は言う。
私もホテルでのセックスには抵抗があった。
独特の雰囲気が、あの彼との行為を思い起こさせるから。


白い息が重なって、唇が軽く触れ合う。
煙草の味の舌がぬるりと滑り込んできて、私は濃厚に自分の舌を絡めた。


女だって欲情する。

特に、自分を欲している息遣いを感じた時。
私は悪戯な笑みを浮かべて、彼の股間へと指先を伸ばす。
彼のモノは、もうすでに固く、はち切れんばかりにズボンを押し上げていた。
冬の冷たい空気の中で、彼の体が熱い。


「…っふ…溜まってるからなぁ」
思案顔で、彼が視線を下げる。

「私だって溜まってるよ…」
ズボン越しに彼のモノを撫でながら、拗ねた調子で呟いてみる。

「女の子も溜まるの?ふふ。美羽だけじゃない?」
「なによそれ」


「…車でしようか」
背を屈ませた彼が、耳元で囁く。
「おいで。誰もいないよ」


彼が、小さな車の助手席ドアを開く。
座席を最大まで後ろに下げると、背凭れを倒した。
導かれて、シートに体を沿わせ、横たわる。

「誰かに覗かれるんじゃない…?」
「もう二時だし大丈夫だよ」

彼は狭い車内に覆い被さるように詰め入ってくると、ドアを閉めた。


「外から丸見えだな」

周りを気にしつつも、楽しそうに深いキスを繰り返す。
太股を撫で上げる手の平をストッキング越しに感じる。

「…ふ…っ…」
軽く触れられるだけでぞくぞくと体が震える。
指先がショーツに触れると、ぬるりと布越しに滑るのを感じた。

「…もう熱くなってる」

狭い車内で体を動かし、彼はストッキングを脱がせるのに苦労しているようだった。
脱がせ易いようにと腰を上げたりしてみる。

「もう帰るだけだしな」

ぴり。爪先でストッキングが裂かれた。
びりり… 小さな音を立てながら、肌が露出していく。

「…ぁ…ゃだ…」
「したいって言ってよ…」
「…ぁ…した…い…」


ショーツの股布の横から指が侵入してくる。
すでに濡れそぼったそこは、くちゃくちゅと音を立てて。

「えっちだなぁ…美羽は…」

荒い息を上げながら、彼がベルトに手を掛け、自分の高ぶりを取り出す。
「…もう入れていい?俺、、我慢できない」


頷くと、彼は何食わぬ顔をして財布からコンドームを取り出す。

「最初からするつもりだったの…?」
「だって、美羽とセックスしてーもん」

唖然とする私の前で、彼はさっさと装着し終えると、また覆い被さってきた。
ショーツを付けたまま横にずらして、ペニスを濡れた箇所に押しつける。

「…ッ…!」
「…っ…ぁ…はいっちゃ…ぅ…」

少し抵抗を示しながら、ゆっくりとペニスを体が飲み込んでいく。
彼は、窮屈そうに足の位置を変えながら、深い場所へと突き入れてくる。

「ぁ…いい…そこきもち…い」
「どこ…ここ…?」

息を荒げながら、彼の固いものが奥を擦る。
「…っ…ぁっ…あッ…!!」

動きが激しくなり、小さな車がゆらゆらと揺れ出す。


「…んっ…んんっ…!」
腰を上げて、彼のモノを最奥で受け止める。

「…ッは…もう出そう…出る…」
「ぁ…出して出して…私も…い…く…」

「いくぞ…いく…み…わ…」

早くなる動きに、車ごと跳ねるように突き上げられた私は、
応えるように彼の精をびくびくと飲み込んだ。



「ぅわ、窓が真っ白」

熱気で曇った窓を、彼が手の平で拭う。
淫猥な臭いと澱んだ空気が充満する車内で、
繋がったままティッシュを探してごそごそと動いた。

「狭いと足が攣りそうになるな」
後処理をしながら呟く彼に吹き出す。

ズボンを履き終えて、彼がドアを開ける。
真冬の空気が流れ込んで、汗ばんだ体を一気に冷やす。


「風邪ひくなよ」
冷たい空気に心地よさそうに目を細めた彼が、煙草を一本取り出す。

私は、無惨な姿になったストッキングを足首から引き抜きながら、
冷たい空気を胸一杯に吸い込んだ。




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